横浜出身の芸能人は、たくさんいますが、高橋克典さんが有名です。
お父さんは、演奏指揮者で、お母さんは、音大の先生でした。
まさにサラブレッドですが、高橋克典さんは音楽の道は究めませんでした。
サラリーマンシリーズで人気が出て、俳優業が本職になっています。
サラリーマン金太郎、課長・島耕作、特命係長・只野仁が有名です。
特命係長・只野仁では、叔父さんの梅宮辰夫さんと共演していました。
叔父さんと甥っ子の関係で、照れる部分もありますが、見事な演技で頼もしい限りです。
青山学院大学出身のインテリでもあり、後輩に尾崎豊さんもいました。
芸能人としては、遅咲きの人でしたが苦労したかいがあって、長持ちしている要因です。
見た目は若いですが、54歳なので温水洋一さんと同学年です。
顔に味があり、ダンディな雰囲気は役者に向いている証拠です。
横浜出身の俳優さんは、多いことで有名ですが、年を取るたびに大御所役が増えています。
浜田晃さん、西岡徳馬さんなど、高橋克典さんもいずれ大御所役になりそうです。
ぴょんぴょん跳ねているみたいで可愛らしい横浜弁
神奈川県横浜市の方言『横浜弁』には可愛らしいものが多いです。いくつか紹介します。まずは「あるってく」です。歩いていくという意味です。走っていくは「かけってく」と言うそうです。「てく」という語感がテクテクを連想しますね。
物を捨てることを「うっちゃる」と言います。放置する、遠くにやるの「うちやる」が変化したものです。横浜弁は小さい「っ」が入るのが特徴なのでしょうか。ぴょんぴょんと跳ねているようで、可愛らしくポジティブな印象を受けました。
「ひゃっこい」は冷たいです。これは滋賀も使います。見てみると横浜弁と近江弁って似ているんですよね。冷たくて気持ちいいときは「ああ、ひゃっこいなあ」になり、冷たくてビックリしたときは「ひゃっ」とか「ひっ」に短縮されます。
地図だと神奈川県と滋賀県は離れているのに、同じような方言をつかっているのは興味深い発見です。『名探偵コナン』で灰原が言っていた「方言は言葉につけたアクセサリー」というセリフも気にいっています。
方言を勉強することによって、その土地の歴史や住んでいる人の暮らしも勉強できますよね。